2010年7月12日月曜日

この1週間

こんにちは、病棟と外来の合間に昼休みを取っている研修医Sです。

ここしばらくこのブログの更新が無くって、私自身もびっくりしています。
これまで一生懸命更新してくれていたI先生が、ちょっと忙しい外科のローテーションに入り、Fy先生が外病院研修となったため、なかなか更新できるメンバーがいない状態でして・・・。
私自身も、先週水曜日から、当直→学生説明会→学生説明会→当直→日曜日、というスケジュールで、病棟の患者さんに迷惑をかけないようにすることで一杯一杯でしたので、更新が滞ってしまった、と言うわけです。

さて、先週土曜日は、日本での教育に熱心なジェラルド・シュタイン先生をお招きして、総合内科のカンファレンスを開きました。
日本国内で、亀田総合病院などの有名研修病院や、若手医師セミナーなどで研修医向けの講演などを行っている、我々研修医からすると、雲の上のような存在の先生です。
その先生を当院の相澤院長がお招きし、症例を用いたカンファレンスを行いました。
個人情報の問題もあり、どのような症例でカンファレンスを行ったのかは個々では記載できませんが、「時間が無いから」とついついいろいろな検査を優先しがちな私たちの頭を、「まずは患者さんの身体所見(聞いたり触ったりして変な部分がないか調べて分かること)から、見逃してはいけない病気を考え除外し、一般的な病気を考え、最終的に何の病気が原因なのかと言うことにたどり着く」という、当たり前だけれども実は難しい方法を、分かりやすく理論的に教えていただきました。

研修医の仕事は患者さんの話を聞くことだ、とよく言われます。また、古くから、目は口ほどにものを言う、ともよく言われます。
友人同士や家族同士では当たり前にできていることが、患者さんと医師と言う関係になると、なぜかできていないことに気づきます。
患者さんが自分の親兄弟だったらどうするのか、いつもそう考えるようにしないといけませんね。


あと、先日I先生が記載していた、しずおかコーラを飲んでみました。
味の感想は・・・普通のコーラに抹茶が混じっている、って感じでしょうか。
なんとも不思議な、でも決して不味くない味でした。
皆さんも静岡にお越しの際は、一度ご賞味ください。

研修医 S